腫瘍(がん)

若い犬の顔のできもの|皮膚組織球腫

若い犬のできものは割と良く相談をお受けします。

今回も『うちの子の顔にできものができて、急に大きくなってきた。若いけど癌かしら…?』

と病院にいらっしゃいました。

この子は鼻の先に8mm程度のできものです。

 

「手術しないと命にかかわるのでは」

「でも手術すると鼻までなくなるのでは」

当然、飼い主様は不安になります。

 

この子は結局どうなったか

 

注射針で細胞を確認して、経過観察です。

「せっかく腫瘍にくわしい病院に来たのに、何もしてくれないのか」

とお思いでしょうが、これでいいのです。

3ヶ月後にはきれいになくなっていました。

 

これは「皮膚組織球腫」と言う良性の腫瘍です。

(厳密には腫瘍とも言いきれない病変)

若い犬の顔や足にたまにできます。

通常は3ヶ月以内に自然に治るので、診断が細胞診でつけば様子をみます。

 

 

手術を皮膚組織球腫でもお勧めするケースもありますし、

他の怖い腫瘍も同じような見た目です。

できものができたら早めに、はづき動物病院にご相談ください。

 

はづき動物病院 腫瘍(がん)治療についてはこちら

 

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